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臨床心理士

どんな資格?

 臨床心理士とは、財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する公的資格です。臨床心理士の業務は、臨床心理学の知識や技術を用いて、悩んでいる人の相談にのり、解決に導くカウンセラーが主な仕事となります。
 臨床心理士になるには、財団法人日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院修士課程を修了するか、大学院で心理学を専攻した1年以上の心理臨床経験者を対象に行われる臨床心理士試験に合格する必要があります。

資格種類

公的資格

合格率

約70%

受験資格

以下のスケジュールにより、7種(イ)~(ト)の受験資格基準いずれかに該当する者で、かつ、これらに関する所定の必要証明資料を提出できる者について実施されます。

(イ) 協会が認可する第1種指定大学院(修了後の心理臨床経験不要)を修了し、受験資格取得のための所定条件を充足している者…「新1種指定校」という。
(ロ) 協会が認可する第1種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者…「旧1種指定校」という。
(ハ) 協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者…「新2種指定校」という。
(ニ) 協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後2年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者…「旧2種指定校」という。
(ホ) 学校教育法に基づく大学院において、臨床心理学又はそれに準ずる心理臨床に関する分野を専攻する専門職学位課程を修了した者・・・「専門職大学院」という。
(ヘ) 諸外国で上記(イ)又は(ハ)のいずれかと同等以上の教育歴及び日本国内における2年以上の心理臨床経験を有する者。
(ト) 医師免許取得者で、取得後2年以上の心理臨床経験を有する者。

試験内容

一次試験(筆記試験)、2次試験(口述試験)の二部制

【筆記試験】
筆記試験は100題の設問(多肢選択法、マークシート方式)、および定められた字数の範囲内で論述する小論文の2種の試験からなります。ただし、専門職学位課程修了者は、小論文は課しません。

【口述試験】
口述面接試験は多肢選択法(マークシート)による筆記試験の成績が一定の水準に達している人に対してのみ行い、2名の面接委員により実施されます。

試験日

10月 第3日曜日

試験地

東京

申し込み先・申し込み方法

日本臨床心理士資格認定協会
〒113-0033 東京都文京区本郷2-40-14 山崎ビル7F
℡03(3817)0020/Fax03(3817)5858

受験料

【受験料】:50,000円
【登録料】:50,000円


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