歯科技工士の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
超高齢化社会の到来で、歯科に対する需要は高まることが予想されており、歯科技工士の必要性も大きくなっています。また審美歯科などに関する関心の高まりから歯科技工士の技術に対する要求も年々向上していて、特に腕の良い歯科技工士はどこでも必要とされています。
平均年収や給料
歯科技工士の平均年収は、働く場所となる歯科医院、総合病院、歯科技工所などでも給料的に若干の違いはありますが、大体平均年収400万円前後の収入となっています。
厚生労働省などの保健衛生業務報告書などによると、歯科技工士として働いている人は日本全国で3万5千人前後となっていますが、修業場所として8割弱が歯科技工所、残りの2割強が歯科医院を選んでいるようです。
給料以外の特典
歯科技工士は医療職の中でも独立起業が可能な数少ない職種の一つです。そのため歯科技工士を目指す人の中には、自分の歯科技工所を持つことを目標にする人もいます。歯科医師への営業スキルなども必要になってはきますが、医師以外の医療職で独立開業を目指すのであれば歯科技工士は一つの選択肢となるでしょう。
また、日本の歯科技工士の技術レベルは世界的にも評価を受けています。そのため、アメリカなどを始めとして外国で活躍する人も徐々にですが増えているようです。