将来性

　現在、盲導犬の社会的認知が進んでおり、デパートなどでも盲導犬が入店することを許可する表示があるお店も増えてきました。マスコミなどでも盲導犬を特集する機会が増え、一般の人々への啓蒙も進んでいます。また高齢者社会の到来で、視力の弱った人も増え、盲導犬訓練士の必要性も上昇してきているのが現状です。

平均年収や給料

　盲導犬訓練士の平均年収データは基本的に出回ってはいないようです。盲導犬は国家公安委員会が指定した協会の訓練を受けた犬として定められている為個人や任意の団体で盲導犬を育てることはできません。そのため盲導犬訓練士は全国9ヶ所に設置されている盲導犬協会のいずれかに就職することになります。
　所属する盲導犬協会によっても若干違うようですが、基本的に盲導犬協会は寄付金や募金などで成り立っている為、給料収入はそれ程高いものではないというのが定説です。

給料以外の特典

　必然的に犬に囲まれた生活を送る事になるため、犬好きの人には羨望される仕事でしょう。もっとも、それ以外の人がなるような仕事ではありませんが。また、基本的に視覚障害者など社会的弱者の方々のお役に立てる仕事ですので、人助けを行う仕事がしたいという人にもピッタリの資格です。